ビットコイン分岐の影響とビットコインキャッシュの今後
つい先日の2017年8月1日にBitcoinが分岐したのですが、今のところBitcoin相場への影響は限定的のようですね。中華系のマイナーが分岐派で、彼らに利がある事象だったらしいのですが、現状では分岐先の処理にリソースが足りないらしく相場では総スカン状態です。
私のBitcoinも分岐して、コインチェックの口座には同数のBitcoinCash(ビットコインキャッシュ 以下BCC)が入っていました。
しかし、今のところコインチェックでBCCは取り扱っていないので、コインチェック総資産画面の円換算額は増えていません。
BCCはどうすれば現金化できるのか?
BCCを扱っている海外業者(Bittrex)で口座を開設
↓
口座のウォレットにある自身のアドレスへ、コインチェック口座のBCCを送る
↓
BittrexにおいてBCCをBitcoin他の仮想通貨に交換
↓
(最終的に)コインチェック口座のアドレスへ、Bittex口座の仮想通貨送金をし、コインチェック口座で日本円にして出金
という流れでBCCを現金化できる予定。
しかしあくまで予定なんです。。
2017年8月4日現在、コインチェック口座ではBCCを送ることができない状態でした。
コインチェック口座のBCCは残高があるものの、どうしようもない状態です。日本円の価値が付く(その場合上記のような手段は不要で、直接コインチェック口座内で他の通貨に交換)のが先か、送ることができるようになるのが先か。コインチェック口座がBCC対応完了するのを待つしかないですね。
BitcoinCash(ビットコインキャッシュ・BCC)は今後どうなっていくのか
海外でBCCを取り扱っている業者でチャートを見ると
通貨ペアはBTC/BCCでレートが0.163~
つまり1BCCがBitcoinにすると約0.163Bitcoinになります。分岐先のBCCはBitcoinの10分の1近くの価値になってしまっていますね。
上のチャートは日足で、2日間陽線でポジティブに見えますが、実際のところは違います。分岐直後に日を跨いでおり、さらに0からスタートですので、初っ端から1BCC=1BTCに届かず下がり、そこからさらに下がり続けた結果上記のようなチャートとなっております。
分岐当初はボラティリティがすごく乱高下していますが、今となっては落ち着いてダダ下がりです。より短い時間足を見ると、反発無しのきれいな右下がり。
どこかで下げ止まるとは思いますが、冒頭に書きましたとおりBCCマイナーのリソースが無いのと、一部の中華系マイナーの利のため分岐したようなものですので、Bitcoinに肩を並べることになるのは望み薄かもしれません。
今後の対応
とりあえずはコインチェック内で他の仮想通貨との相関を探りながら、場合によってはBitcoinを分散する方針です。また、同様の思考をもった人たちの動きで、ここしばらく下がり続けていた他の仮想通貨が上がり始めました。普通に日本円を入金して他の通貨を買い増す予定です。