北朝鮮ミサイル相場でも EA一本勝ち が絶好調
この数日、早朝の為替相場がとんでもなく動いています。
北朝鮮のミサイル発射により(一発目はミサイル発射数分前から)壮絶な円買いがあり、早朝の閑散相場ということもあって円高に大きく振れるという事態です。
9月15日早朝に発射されたミサイルにおいては、一発目に比べ感度が下がっているものの、クロス円で大きく下がりました。
ドル円では、一瞬にして1円弱下落して直ぐに戻るという動きでした。
そんな無茶苦茶な動きの相場ですから、大きく損失を出したEAもあるようです。実際私の稼働しているものの中でもストップロスに引っかかって損切りになっているEAもありました。
もともとEAというものは、世の中の出来事による為替相場の変動を直接的な要素として稼働している物ではなく、売られすぎ・買われすぎ、トレンド、等々テクニカルな要素により稼働している物であるため、そのような相場では仕方がないです。
むしろ、しっかりストップロスで損切りできているので、致命的な損失を回避(今回はたまたま暴落後戻っていましたが)するということで、想定内の損切りです。
そんな中、大きな利益を出してくれたEAがありましたのでご紹介します。
EA一本勝ち 北朝鮮ミサイル発射時の動き
北朝鮮ミサイル発射時に大きな利益を出してくれたEAとは一本勝ちというEAです。
もともと通常時で利益を出しており優秀なEAです。
(商品ページのコミュニティや評価では、フォワードの動きとリアル口座の動きでは挙動が違い、商品ページ程の利益が出ないとのコメントも散見されますが、それについては後述します。)
私の公開している各月の取引結果をご参照頂ければと思いますが、導入当初ロットを大きくしておりトランプ相場で大きく損失を出しましたが、ロットを下げて運用していたら、いつの間にかその損失も取り返してプラテンしていました。8月時点の取引結果で累計が88,662円プラスになっていますが、9月17日時点では200,000円くらいになっているのではないでしょうか。ここまでちゃんと戻せるEAだったら、ロットを下げなければよかったですが、今となってはしょうがないです。
さて、そんな通常時から利益を出しているEA一本勝ちですが、北朝鮮ミサイル発射時のトレードはどうだったかというと、チャートの赤矢印部分でロングポジションをエントリー・決済させています。値としては109.871でロングポジションが入って111.229で決済です。
勿論この下落が続き、損切りになっていた可能性は十分ありますが、少なくともこの相場・この位置でロングをキャッチし、利益を伸ばして決済するのは至難のわざです。
この一本勝ちというEAは明らかに優位性があるため、おすすめできるEAです。
ここで一本勝ちというEAの挙動を見ていると、ポイントは2点あるように見受けられます。
ポイント① エントリータイミングでの順張り判断
大きく押し目を作るような動きがあった時、順張りでエントリーするようです。
実際トレードされる方は身にしみていると思いますが、この順張りというのが実に難しいです。単純に順張りといっても、どれくらいのスパンを前提としているかで結論は違うからです。
この一本勝ちの順張り判断は、どのようなスパンを見ているか作者さんにしかわからないのですが、トレードを見ている限り少なくとも4時間足以上のものを見ており、EAが狙っているのはスキャルピングではないようです。
しかし、スイングと言うほどでもないように感じており、挙動が不思議なEAです。
ポイント② 決済タイミングでのトレーリング幅
決済タイミングですが、上記のようにロジックに時間が入っているようには感じないです。
実際は入っているはずですが、そのタイミングが感覚的にはつかめないくらいバラバラです。そんな不思議な決済タイミングの中、トレーリングストップが入っているとのことです。
このトレーリングストップのロジックが秀逸です。トレーリングストップ自体も、単純なトレーリングストップではないように感じています。利益が伸びるほどトレーリング幅を広げ、大きな利幅をとれるように調整するロジックかもしれません。
一本勝ちというEAが販売ページの取引とズレる理由
上記2点のポイントは単純で、どのEAにおいてもありそうなロジックですが、この一本勝ちは内部で独自のロジックを持っており、不思議と他のEAには無いような取引をしています。
しかしながら、かなりシビアなセッティングの上で成り立っているように見受けられます。
例えば、今回のように早朝相場で大きく下落した時などは、スプレッドが大きく開いてしまいます。そのようにスプレッドが大きく開いた場合、ほぼ全てのEAはエントリーをしないで見送ります。異常事態でエントリーをして、不利なポジションを取らないように、EAのロジックとしてスプレッドフィルターをかけているためです。
一本勝ちを運用して、結果を公開している人の中には今回の下落中、スプレッドフィルターが働いてエントリーが入っておらず、利益を取れなかった人もいるようです。
また、ポジションをとったとしても、多くのトレーリングストップ系EAはスプレッドが大きく開いた時にトレーリングストップに引っかかり決済がかかってしまう場合があります。そのため、一本勝ちがエントリーしたとしてもスプレッドが広がった瞬間にトレーリングストップにひっかかり、利益が伸びなかった人もいるようです。
つまり
・上記チャートの赤矢印一つ目でエントリーする
・エントリーしたポジションをスプレッド負けしないで保持する
という2つの関門を突破していなければなりません。ここで、販売ページの結果はデモ口座を使っているため、スプレッドの影響は無く、あくまで理論上の取引です。
このようにスプレッドに影響を受けるEAである以上(どのEAでも影響は受けますが)販売ページのフォワード結果と、リアル口座の取引結果がズレるのは当然です。
よって「いかにスプレッドの影響を受けずに、さらには約定力のある滑らない口座で、どのようにEAの実力を出せる環境を構築するか」が、我々運用者マターでのポイントとなっています。
EAを理論上の成績に近づける運用環境とは
一言で言えば、低スプレッドで約定が滑らない口座でMT4を稼働させることです。
私の使っているTitanという口座はニュージーランドの口座で、すべての口座タイプで他の業者に比べダントツの低スプレッドであるうえ、MT4に対応しています。MT4を動かすことができる口座で通常時スプレッドを比較してみると下記のようになります。
スプレッド比較 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
FX会社/通貨ペア | USD/JPY | EUR/JPY | EUR/USD | GBP/JPY | GBP/USD | AUD/JPY | AUD/USD |
Titan FX | 0.003 | 0.007 | 0.00002 | 0.016 | 0.00008 | 0.006 | 0.00002 |
OANDA Japan![]() | 0.4 | 0.7 | 0.5 | 1.4 | 1.1 | 0.8 | 1.1 |
外為ファイネスト | 0.4 | 0.6 | 0.5 | 1.0 | 1.1 | 0.8 | 1.1 |
FXトレードフィナンシャル | 0.3 | 0.6 | 0.8 | 2.0 | 1.1 | 1.4 | 1.9 |
ダントツですね。もちろんスプレッドは固定ではないのですが、開いた時でも他の口座の通常時以下であるため、私の口座では販売ページの理論上の動きと同じようになっています。
為替取引口座を扱う業者さんにとっては、スプレッドが業者さんの取り分(手数料)になるため、スプレッドは重要な要素であり、広くすればするほど業者さんの利益が上がる仕組みです。
しかし、このTitanという業者さんは取引をMT4取引前提としているため、EAを使って大量取引をするトレーダーを囲い込むことに成功しており、スプレッドより取引数量で利益を確保するビジネスモデルのようです。
つまり、MT4で動くEAにマーケットを絞り、EAに適した低スプレッド・強い約定力に特化して成功している業者さんといえます。
ニュージーランドの口座なのですが、当然ながら信託保全に対応しているため、信頼性は問題ありません。信託保全に入っているため、万が一Titanさんに何かあっても、ユーザーの資産は守られます。(脱線しますが、ヘッジファンドを含め、違い個人の大口投資家は南国在住が多いため、ニュージーランドを拠点にして、オーストラリア、フィジー諸島、ニューカレドニアをマーケットにしているようです。自分もいずれそちらへ行きたいものです(笑))
また、日本語対応も驚くほど完璧です。質問があった場合、チャットウィンドウに日本語で入力すると、営業時間であれば即座に日本語でサポートの方が対応してくれます。この辺は日本の証券口座を扱っている業者さんも見習ってほしいくらい手厚いです。
口座はスタンダード口座と、よりハイスペックなブレード口座があります。トータルすると取引数回でブレード口座の方が安価な計算になるため、私は現在ブレード口座で運用させています。EAにもよりますが、1日1取引以上するEAを3つ以上稼働させる場合はブレード口座が有利になるようです。
ちなみに私は口座開設当初、お試しでスタンダード口座で運用していました(サポートに質問したところ、途中で口座の種類を変えられるとのことでしたし、スタンダード口座でも他の行者さんに比べたら圧倒的に低スプレッドでしたので)
しかし、正直に言えば口座のタイプ変更にはEAの設定含め多少手間がかかりました。
よって、EAを3つ以上動かしていくことが明らかでしたら、最初からブレード口座がおすすめです。
最後に
今回私の稼働させている一本勝ちは、販売ページの理論上の取引と同じ取引ができていましたが、それはこのTitan口座で稼働させていたおかげだと思っています。
このTitan口座はMT4を利用する人にとってはお馴染みの口座ですが、手動で為替取引をするような方々には知られていないようです。
今回紹介しました一本勝ちに限らず、せっかくEAを稼働させているのに、口座のスプレッド負けして販売ページに公開されているような理論上の利益が上げられていない方もいると思います。
スキャ系のEAでは特にスプレッド負けしている方が多いと思いますので、どこかでVPSを含め、口座など運用環境について改めて紹介しようと思っています。
とりあえず、口座については色々調べたり渡り歩きましたがTitan一択ですので、ここで記載しておきます。