預金利息の仕訳について 源泉徴収されている所得税額の計算
預金利息を受け取った際の仕訳について
法人が預金利息を受け取った際には、所得税・復興税が源泉徴収されています。そのため、実際の入金された手取り額より、会計上の受取利息金額は大きくなります。
また、その源泉徴収された所得税額は、法人税申告の際に別表調整の計算に入ります。
よって、正しい法人税額を計算するためには、先ずは会計上正しい仕訳処理が必要となります。
預金利息から源泉徴収されている所得税額はいくらか?
預金利息の手取り額(入金額)から源泉徴収されている所得税額を逆算して
預金利息を受け取った際の仕訳を自動計算するフォームを作成しました。
源泉徴収されている所得税額について、仕訳では仮払税金という勘定科目を使っています。
しかし、法人さんによっては租税公課、法人税等充当額、法人税住民税及び事業税等であったりと、法人さんによって勘定科目がわかれるところですので、適宜合わせてご利用下さい。
また、法人税の別表上では、所得税と復興税は区別がありませんので、復興税と所得税との合計金額で仕訳をきってしまっても差支えございません。